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■■■恐ろしき因習
2007/07/22 Sunわるいやつらは蓮の下(帝釈天的日記)
「生きながら火に焼かれて」

という本を知ってますか?
今日、この本を読み終え何ともいえずやるせない気分になりました。

白い仮面をした真直ぐな眼差しの、印象的な女性の顔がとても目をひく表紙なので、見た事ある、すでに読んだという方もいることでせう。

彼女の受けた壮絶な体験は、“ショッキング”以外のなにものでもなく、今現在でも多くの国で女性がこんな扱いを受けてるかと思うと、怒りでフルフル震えがきます。

スアドというその女性は中東シスヨルダンで生まれたそうです。
彼女の村では、女の子の存在は単なる男の奴隷。
家畜以下の扱いを受け、父親(または夫)から日常的にひどい暴力を受け、一切の自由は禁止され、“女の子”というだけでいとも簡単にその命が奪われる。

生まれた瞬間、“女”という事実で実の母親に窒息死させられる。
彼女の兄妹も14人いたはずなのに、生きているのは7人だったそうです。
私たちの感覚からすれば、現実と思えないよね。
女の子だから生まれてすぐに殺されるなんて。

ただがむしゃらに働かされるだけの存在。
そんな彼女には《反抗する》という気持ちもなかったそう。
その村が彼女の世界で、いつ父親に殺されるか分からない恐怖をかかえ生きていた彼女には、私たちが抱くような感情もなかった。
生活に追われ、日常の暴力の痛みに耐え、ずっと昔から受け継がれている【おぞましい】因習を当たり前のこととして生きていたのです。

スアドは、17歳のときに初めて恋をし、身ごもりました。
でもその村では、結婚前に女性が性的な交渉をもつなんて絶対許されず、それどころか、男性と視線を合わせたり、少しでも話をしようものなら「娼婦」と罵られすごい悪評にさらされるような土地でした。

そんな女の子は家族の名誉を汚したという理由で家族に殺されます。
この殺人は『名誉の殺人』といわれ、中東・インド・パキスタンなどの国では当たり前に行われてるそうです。

・・・本当にくやしいですよね。
実際、スアドは恋した男性に騙され身ごもってしまい、挙げ句その相手は村から逃げてしまいます。
被害者は彼女。
でも、彼女は『名誉の殺人』の対象となってしまう。
義理の兄から、頭に灯油をかけられ火をつけられ、生きたまま火あぶりになったのです。

重度の火傷を負った彼女は、ほんと奇跡的に福祉団体の仕事をしている女性に発見されて、その彼女の尽力でヨーロッパに逃げることが出来ました。

この『名誉の殺人』は多くの国で未だに罪に問われることがなく、むしろその殺人を犯した方は英雄として扱われたりするそうです。

今でも、今こうして日記を書いてる今でも!
「名誉の殺人」という名のもとで家族によって残忍に殺されてる女の子たちがいる。

実際に自分が助けにいくことなんて弱虫だから出来ないけれど、この事実を誰かに知らせることはできるかなと思ってブログに書いてみました。
文才のない私の文章では、スアドがうけた悲惨な体験の10分の一も伝えられないので、是非この本を読んでもらえたらなあと思うです。
もっともっと多くの人が事実を知ることで、この悪習を止めさせる大きな波が生まれてほしい。

岡山の端っこで今日はそんなことを考えました。
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帝釈天アニー

Author:帝釈天アニー
役者。と思います。
一人芝居のDMから映像からその他もろもろは何とか自分でやってる制作者でもありやす。マイナーの女王になりたいようななりたくないような、「第一印象はあてにならない」が信条の遅れてきたアイドル志願。

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