行ってきたわけでありますよ。
ね!
高野山に。
ね!
ふと目にした新聞広告の「宿坊に泊まろう♪」の広告をきっかけに、一年越しの思いを遂げてまいりました。
高野山を撮り続けているある写真家の方が、「信仰ではなく非日常による癒し」という言葉を使っておられましたが、老若男女問わず、現代人はココに惹きつけられているのでせう。
当日の早朝岡山を出発し、難波から南海電車で高野山まで。
で、難波まで高速バスを使ったのですが、朝っぱらから一人大騒動をしたアタクシであります。
バス会社の駐車場に車を何日か停めて移動ということにしたのですが、この駐車場の名称が
『岡山インター駐車場』
だったわけです。
思いこみって怖いですね。
アタクシすっかりインターの入り口近くに駐車場があるものだと、ろくに下調べもせずに、インターに向かったわけです。
よく考えれば、インターの出入り口付近に、そげなものはなかったはずなのですが・・・思い込みってこわいですね・・その日のアタクシは「インターに入る前に別道から駐車場にいけるのね~~」なんて勝手に判断して、すいすいインターに向かってしまったのです。
「あっれえ?ないなあ・・」
って、そりゃそーーーだろともさ!
道路公団に関係ないんだから、そんな便利なとこに駐車場はないわさ。
戻れるなら戻って教えてあげたいよ、まったく・・・
「やべっ ないよないよ インター入っちゃうよ=」
てな感じで、トンチキなアニーはバスに乗る前に高速入っちゃったもんね~。
そりゃ、もう冷や汗だらだらっすよ。
バスの発車時刻はもうすぐなのに、何故か知らん、自分は勝手に大阪方面に向かって高速走ってるわけですから(笑)。
最近「おっちょこちょいですよね」と人から言われることが多いのでありますが、本当自分でも嫌になるおっちょこちょこぶり。
次のインターで急いでUターンして、岡山インターまで戻りしたさっ。
ただ行って帰ってきた、あきれるほど無意味な高速利用(笑)。
まあ、なんとかバスには乗れたのですが、あれだけ焦ったのは久々です。
結局、高野山に到着は昼頃でございまして、さすがに移動で疲れました。
夜型アニーは一時間くらいしか睡眠がとれなかったので、やはり疲れも普段より出やすかったのでせう。
とはいえ、車中の景色にはテンション上がりましたね。
知ってます?
高野山ってすんごい高いとこにあるのですよ~~~
(いや、山ってついてるから、そりゃそうさね)
電車でかなり標高高く上っていくし、最後はケーブルカーにも乗るのです。
交通が整備されていない昔のことを考えると・・・感慨深いものでありました。
高野山の町に着くと、想像していたよりずっと綺麗で明るい雰囲気でした。
うん、奥の院もあれだけお墓があるのに、どこか明るい空気が漂っていたのですよねえ。
高野山はやっぱり神気満ちた特別な場所なのでありますな。
昼食を済ませてから、金堂や霊宝館をじっくり見て回りました。
鎌倉時代の仏像にあらためて感動です!!
好きだなあ、やっぱり。
快慶さんの天才ぶりにほれぼれしたであります。
どっかの博物館や人気のあるお寺さんに比べると、入場者もさほど多くはなかったので、わりとゆっくり見られました。
幸せです。。
グッズも素適センスのモノが多くて、満足でありましたよ。
つづく。